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コミュニケーション(Communications)

      2016/03/22

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映画に興味のなかった友達が授業をほっぽり出して頻繁に映画館に行く

なにがそんなに夢中にさせるのかと行ってみたらハマってしまいました。
そこはもうひとつの学校でした、

人に決して迷惑をかけない。いやな思いをさせない。
黙々と自分の務めを果たす。
無責任なこと、恥ずかしいことはしたくない。
それがカッコいい。美しいと教えてくれたのが健さんでした。

社会に出て嫌なことがあっても我慢できる力がつきました。
つらい仕事も引き受ける力もつきました。
そんな時、胸で口ずさんだのは「俺が選んだ道」
・・・人気映画「日本侠客伝」シリーズの主題歌でした。

微妙に違う「差異と反復」の効果で(笑)
選択するとき、健さんならどうする?と考えるのが癖になりました。

健さんも自分の影響力を知っていて、
虚像を実像にする人生を選択したようです。

俳優と観客がそれぞれに虚像を実像にする努力をする。
ユニークだけど、これはこれでひとつのコミュニケーションのかたち。

 

自分の心が見えないのは
見えないものが存在している証です。
言葉はコミュニケーションの重要な道具で、
見えていることには力を発揮しますが、
本当は話せないこと、話せない人のためにあるのではないか。

そう思う、この頃です。

人は思うままに都合よく話すけど
言葉は、そのためにあるのではなく、
真実や正しいことを
探るためにあるのではないだろうか。

生きるのが不器用なのは、生きようとする証
愛するのが不器用なのも、ひたむきに愛する証
不器用だってことは、置き換え不可能の証

見えないものを総動員して
そうしょうとしている証

真実や正しいことを
言葉を使って探しているが
言葉だけでは、辿り着きそうにない時があります。

子どもはなぜかくれんぼをするのだろう。
同じ遊びは全国にあり、世界中にある。
場所が違っても、
やはり、言葉だけでは、見つけられない。

かくれんぼは
見えないものが存在していることを知る遊び。

かくれんぼは
見つけてほしい真実を見つけてほしい遊び。

見えることしか考えない人間にはなるより、
見えないことを懸命に探す鬼でいたい。

健さんも最後は阿修羅でした。

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