寝心地の良いベッドに出会たいとお考えではないでしょうか。
ポケットコイルマットレス?ボンネルコイルマットレス?
ベッドの寝心地はマットレスで決まるはずと、悩みますよね。
マットレスはフランスベッド、西川、ニトリなどからも販売されていますが、種類は豊富、
人気のポケットコイルマットレスを筆頭に、ボンネルコイルマットレスや高反発スプリングマットレスなど様々なコイルタイプ、さらにコイルのないマットレスもあります。
コイルの特長で使用する人にも向き不向きがあります。
今回は、人生の1/3を過ごすベッドの寝心地を左右する「おすすめベッドマットレス」、「身体にフィットするベッドマットレス」「人気のベッドマットレス」を口コミと併せてご紹介します。
さらに湿気対策についてもご紹介しますので、是非メンテナンスの参考にしてくださいね。
快眠できるベッド選びのコツ
ベッドを選ぶ条件はいくつかあります
- 幅や長さのサイズ
- フレームの材質
- 脚の長さ(ベッドの高さ)
- 色
- デザイン
- 収納
- ライト、コンセントの有無
- 棚や宮付きの有無
- マットレス
- 値段
というように多岐に及びます。
それらを統合して「高い睡眠の質を得られる」好みの一台を、決めるのは簡単ではありませんよね。
しかし、寝心地となると、ベッドマットレスのコイルやマットレスの硬さで違いがでます。
それでも、心地よさの基準、人それぞれに好みがあるので、これが絶対というわけにはいきません。
寝心地の良さを決定するのは、寝る人です。
それにしても、ガイドラインとして、分類すると、コイル系とノンコイル系に分かれると思います。
それぞれの特徴をつかんで、ご自身に合うマットレスを選びたいものですね。
マット選びのポイントはマットレス
一日、「がんばったね」と包み込むマットレスはどんなマットレス。
今回はベッド選ぶに悩む方に、親友のようなマットレスをご提案します。
- 選ぶコツは、まず大きなポイントを決めること。
- それは「マットレス」と「ベッドフレーム」です。
- 寝心地を決定づけているのは「マットレス」です。
マットレスの種類
マットレスには次のタイプがあります。
・ポケットコイルマットレス:レギュラータイプ・ハードタイプ
・ボンネルコイルマットレス:レギュラータイプ・ハードタイプ
・国産ポケットコイルマットレス
・デュラテクノマットレス(フランスベッド社製)
・羊毛入りデュラテクノマットレス(フランスベッド社製)
・マルチラススーパースプリングマットレス(フランスベッド社製)
・マルチラスダブルデッキスプリングマットレス(フランスベッド社製)
他に
- 薄型ポケットコイルマットレス
- 三つ折りポケットコイルマットレス
- 高密度スプリングコイルマットレス
- 部位によってコイルを使い分けた3ゾーンマットレス
があります。
フランスベッド社のマットレス
フランスベッド社のマットレスは、独自の高密度連続スプリングを採用しています。
全て国内生産で、4種類とも2年保証がついているのも安心です。
他のマットレスはオリジナルのマットレスでオリジナルな特徴があります。
価格の違いは耐久性に反映されていますが、どこまで耐久性を求めるかは個人差があります。
マットレスの硬さ
睡眠の質を左右しているのは、マットレスの硬さにあります。
硬さは使用するコイルの影響があります。
ポケットコイルマットレス
- ポケットコイルマットレスは、コイルスプリングが一つ一つが不織布に包まれています
- コイルスプリングが独立しているので、体圧分散に優れています。
「ポケットコイルマットレス」にはハードタイプとレギュラータイプがあります。
ハードもレギュラーも、線径2.0mmのポケットコイルを並列に並べたマットレスです。
ポケットコイルマットレスは、身体を点で支えるという特徴があります。
上の画像で分かるように、ポケットコイルはひとつひとつが、不織布に包まれた独立型(袋状)のコイルなので、頭や腰など重い場所だけピンポイントで沈み込んで、体圧を分散する設計です。
体圧を分散する構造なので、寝た姿勢になったときに、背骨がまっすぐです。
無理なくフィットするので、身体に負担をかけずに包み込むような、自然な状態で眠ることができます。
ボンネルマットレスと比べると価格は高価ですが、個々の独立したコイルのおかげで振動が伝わりにくいので、カップルで使用してもリラックスできます。
睡眠に最適なコイルスプリングスマットレスです。
コイルスプリングの数
コイルスプリング数はフレームサイズによって、次のように変わります。
・セミシングル:360
・シングル:480
・セミダブル:570
・ダブル:660
・クイーンとキングは、フレームはひとつですが、マット2枚でのお届けです。
高密度スプリング
高密度スプリングはハイカウントとも呼ばれ、ボンネルコイルマットレスの約1.5倍ものコイルを使用したタイプです。
上の画像の高密度ボンネルコイル /スタックマットレス「SAVVIES(サヴィーズ)」は寝心地は硬めで沈み込みも少なく、体重の重い人に好まれています。寝たときの姿勢もまっすぐに保たれるので、特に硬い寝心地を求める方におすすめです。
ボンネルコイルマットレス同様、耐久性に優れているという利点を活かし、ビジネスホテルでも、よく使用されています。
ただノンコイル系のマットレスの場合、経年劣化で反発力が落ちます。
この場合、残念ながら防ぐことはできません。
コイル系よりもノンコイル系は寿命が短いと割り切って、3年を目安に交換するのがおすすめです。
デュラテクノマットレス
マットレスの横幅サイズ
メーカーによってワイドという表記があります。
ワイドシングルならシングルとセミダブルの中間ぐらいの幅で110cm。
ワイドダブルだとダブルとクイーンの間で150cm幅です。
ポケットコイルマットレスの中身(詰め物)
▲低反発ウレタンフォーム
ポケットコイルの上には、保温性と吸湿・発散のために、表生地・ウレタンなどが敷かれています。
この詰め物の中身で寝心地・価格は変わってきます。
実はマットレスの寝心地を大きく左右するのがコイル以外に、詰め物があります。
- 身体にかかる負荷を分散し均一に支えるのがコイルの役目。
- 寝心地を決定づけるのが詰め物です。
新品のマットレスを切り裂いて使う人がいないので、知られていませんが、安いものには悪質なものもあります。
快適な眠りをいつまでも味える良質なマットレスにはいい素材が使用されています、
詰物や表面生地に「低反発ウレタンフォーム」や 「備長炭入りパイルニットキルト」などが使われ、より快適な寝心地を実現しています。
安いポケットコイルマットレスには気をつけましょう。
ポケットコイルのメリット
- それぞれが独立しているので、体圧を分散するのがミソです。
- 体型や姿勢で変化するベッドへの局所的な圧力をスプリングが伸縮することで、体圧を分散してマットレスが伸縮する仕組みです。
- 伸縮によって身体の負荷をバランスよく分散して身体を自然に包み込みます。
- 寝返りをした場合、腰にしっかりとフィッするので腰痛にもなりにくい仕組みです。
コイルスプリングをひとつひとつ円筒形のポケット(袋)に入れ、それらをすき間なく並べています。
この性能を使って身体が動くとコイルが働いてベッドも動く・・・
それを一晩中やり続けているかわいい働き者マットレスなのです。
ポケットコイルのデメリット
- 同じ人の体重や寝ぐせの特長を受け止めているので、部分的に負荷がかかります。
- この特長のため特定のコイルが傷みやすく通気性が悪いというデメリットがあります。
- ひとつひとつ不織布に包まれているコイルなので、部分的に負荷がかかってしまいます。
- 特定のコイルが傷みやすく、経年劣化で通気性が悪くなります。
このデメリットは、強力なサポートの裏返しです。
振動についても同じことがいえます。
柔らかいので、身体が移動すると部分、部分が、すごく沈むので、振動を吸収します。
ダブルや大型ベッドの場合には、ポケットコイルを選んでいただくことを推奨しています。
ポケットコイル:ハードタイプとレギュラータイプの違い
- ハードはレギュラーより硬めのコイルを使用しています。
- ハードの方が細めにしてあるのは、コイルスプリングの数はレギュラーより数多く使用できるように設計されています。
- ハードタイプは硬さと数の多さの両面で硬くしているのが特長です。
- ハードタイプのマットレスの色はアイボリーのみです。
少し硬めの設計はしっかりした寝心地がお好きな人に向いています。
▼レギュラータイプとハードタイプ
ポケットコイル:レギュラータイプはこんな人におすすめ
ポケットコイルには、ハードタイプ、レギュラータイプがあります。
レギュラータイプは、次のような方におすすめです。
・標準体型の方
・柔らかいソフトなマットレスがお好みの方
・体圧分散を重要視する方
次のような方にはおすすめしません。
・腰痛でお悩みの方
・床や畳の上で寝るようなしっかりした寝心地がお好きな方
・耐久性を重視される方
・価格重視の方(価格はボンネルマットレスの方が安いです)
・湿気の多い環境にお住まいの方
(マットを受け止めるフレームは「すのこ仕様」が多いので安心です)
レギュラータイプのポケットコイルスプリングを使用したマットレスの場合、色はブラックとアイボリーの2色からお選びいただけます。
一度使えば、その寝心地の良さを体験していただけるポケットコイルスプリングを使ったポケットコイルマットレス。
次のイラストを見ていただくと分かっていただけると思います。
ポケットコイルは、お尻、肩の重たい部分が沈んでいます。
逆に足や腰の軽い部分はあまり沈んではいません。
イラストでわかるようにポケットコイルは自然な姿勢で快適におやすみいただけるのが特長です。
ダブルベッドでパートナーと一緒に寝ていると、寝返りがストレスになることがあります。
寝返りをするときに振動が響くからです。
特にマットレスがボンネルコイルの場合、振動がしやすいので、ダブルベッドには、振動が伝わりにくい
ボンネルコイルマットレス
ボンネルコイルとポケットコイルの違い
ボンネルコイルとポケットコイルの決定的な違いは次の構造の違いがあります。
- ボンネルコイルは、コイルが連続してつながっていて、全体がひとつです。
- ポケットコイルは、コイルはひとつひとつが独立している(上の画像を参照)
- コイル部分の構造の違いによって、「ボンネルコイル」は身体に対して「面で支え」ます。「ポケットコイル」は身体に対して「点で支え」ます。
- ボンネルコイルマットレスはコイルを上下左右に連結した構造で、力が加わると全体が沈み込む作り。
沈み込み方は緩やかで、身体の負担を分散するため一点に負荷がかかりにくく、耐久性も高くなっています。しかしながら体を面で支えるという特性から、どうしても寝姿勢をまっすぐ維持することができません。体を適正に保とうと常に緊張した状態になりやすく、姿勢の悪い人は疲れてしまいます。また寝返りを打つとスプリングが揺れるので、どちらかというと1人での使用に向いているタイプです。
ボンネルコイルとポケットコイル、寝心地の違い
寝心地には好き嫌い、個人差がありますが、一般的に言われている寝心地には明らかな違いがあります。
- 「ボンネルコイルマットレス」で寝た場合、身体の重い部分を中心にコイルが凹み全体的にわん曲するイメージです。
- 「ポケットコイルマットレス」に寝た場合、身体の重い部分、軽い部分に対応、身体が動くとコイルが働いてベッドも動くイメージです。
- 「ボンネルコイル」は「硬め」(上の画像のように畳に布団を敷いて寝た様なしっかりした硬めです)
- 「ポケットコイル」は「柔らかめ」(下の画像。点で支え、身体が動くとコイルが働いてベッドも動く柔らかさです)
どうでしょう。ポケットコイルマットレスの場合マットレスは沈んでいますが、姿勢は保たれていますよね。
ボンネルコイルと真逆です。
この違いが、ボンネルコイルとポケットコイルの決定的な違いです。
もうひとつ気になるのが「通気性」の違いです。つまり湿気対策です。
湿気対策ではボンネルコイルマットレスに軍配
コイルの構造により、通気性に違いが出てきます。
- 「ボンネルコイル」は、コイルがひとつにまとまったマットレス。
- 「ポケットコイル」は、コイルがひとつひとつポケットと呼ばれる不織布に包まれたマットレス
なので、空気の通り道があり、通気性の良いのは、コイルだけのボンネルコイルマットレスです。
通気性の良し悪しで、カビやダニの原因になります。
しかしカビやダニ対策は他にもあるので、それと引き換えに「寝心地」を犠牲にしないようにするのがオススメです。
お天気の良い日は窓を開けて風を通すようにしましょう。
ベッドマットレスが劣化してしまう原因の1つに、湿気によるカビの発生があります。
湿気をこもらせないように、月に一度はマットの表と裏を入れ替えましょう。
湿気がこもると、マットレスが冷え冷えとしてくるので、冬場は特に寒くなります。
定期的に陰干しがおすすめです。
国産ポケットコイルの一般的な価格は、25,000円~30,000円です。
ハードタイプの場合で、40,000円程度
ポジションで硬さが異なるゾーンタイプで40,000円~50,000円程度
まとめ
いかがでしたか?
寝心地で選ぶなら「ポケットコイル」です。
- ポケットコイルの方が、スプリング(バネ)の数が多いのが特長です。
- 一般的なマットレスのシングルで、ボンネルコイルのバネの数は約210本程度なのに対して、 ポケットコイルは約500本以上のコイルが体を点でしっかり支えます。
- 価格だけでなく信頼できるマットレスを選びましょう。安いものは詰め物が悪く寝心地に悪影響します。
体圧も分散するので、寝返りの振動も最小限に抑えられます。
磨き上げたフローリングに笑い声と足音。
ゆっくり流れる時間を大切にしたいとき、
きれいに洗って太陽をいっぱい吸い込んだシーツは、マットレスと一緒に
「おじゃまするわね」「こんばんは」
あなたの訪問を待っています。
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