[st-kaiwa3]レム睡眠とノンレム睡眠、理解できた?[/st-kaiwa3]
[st-kaiwa1 r]最近疲れ気味で頭に入らないんだよ[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa3]だから睡眠が大事だと言ってるでしょう[/st-kaiwa3]
[st-kaiwa2]そうよ、私が美肌になったのは睡眠のおかげよ、ぐっすり寝なさいよ[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]遅くまで起きている生活パターンを直すことから始めよう[/st-kaiwa1]
「何かをすれば、どうにかなる」発想をチェンジ
世の中にはたくさんの改善法があふれています。
いちばんは医師ではないでしょうか?
別に医師を批判するつもりはありません。
その大半は、「薬を飲め」「手術をしろ」ではないかと思います。
もちろん、そうすることで世界中で多くの人が救われています。
医師がいるから寿命は伸び続けています。
日本も人生200年時代を見据えています。
正確には平均寿命は107歳に延伸すると言われています。
テレビをつけたら高齢者向けサプリメントの宣伝が溢れ出てきます。
人生200年時代、学び直しは必須、できる力、美人を作る秘訣は睡眠力とゴエス。
二度生きる時代の人生をエンドレスにワンダフルにする「モチベーション」を引き出すコツは3つです。
STOP THE 「何かをすれば、どうにかなる」
この数年の間に、何度も手術を勧められました。結果的には一度もしていません。
薬を飲んでいたら脳に出血が起こっていると、慌てて薬の量を半減させられました。
みんな「何かをすれば、どうにかなる」と思い込んでいるようです。
効果的なものもあるでしょうし、残念ながらお金儲けのためだけのものもあるでしょう
何かをするたぶに費用が発生して、また「何かをしなければ」ならなくなります。
負の循環です。
ただ「ぐっすり」
できる人、美人を作るのに、ダイエットをするのに、「ぐっすり眠ればいい」というと拍子抜けですかね?
だったら、「わたしは毎日、よく眠れています。ということになるのでしょうが、
睡眠は自覚ができないので「睡眠負債」になります。
だから「眠っていますけど、それだけでこの病気が治るんですか?」と俄かに信じがたいのです。
そうなんです。
大切なのは、「ぐっすり眠っていることなんです」の「ぐっすり」の部分です。
「ぐっすり」眠れていないから、体も心もしっかり疲れをとることができず、その積み重ねが「睡眠負債」になるのです。
睡眠不足は自覚できますが、もっと危険な「睡眠負債」は自覚できないのです。
そのため心身の不調を引き起こし、それが原因となって人生における様々な不幸が生まれてしまうのです。
マインドフルネス
アメリカでは禅を下敷きにした「マインドフルネス」が社会に浸透していっています。
グーグルを始め創造的な仕事をするIT企業が積極的に導入をはじめたからです。
「マインドフルネス」は簡単にいうと「瞑想」です。
あのスティーブ・ジョブズがしていたことでも有名です。
「瞑想」は平穏な状態に心身を戻すことで、寝る準備だと言えます。
ぐっすり眠るには、眠れる条件が必要です。
快眠には、いろんな角度から、見直す必要があります。
食、飲み物、灯り、運動、医療・・・・つまり生活全般と関わっています。
たとえばディスコのようなところで、快眠出来るとは思えません、
夜には月明かり程度しかない田舎なら、慣れると快眠できそうです。
好き勝手な生活には、心身を顧みない生活態度が潜んでいます。
睡眠の質を高めるには、「ぐっすり」眠ることが欠かせないのです。
「ぐっすり」眠ることで、睡眠の質を高めるなら、答えになりませんね(笑)
でも、睡眠の質とは、「ぐっすり」眠ることではありません。
睡眠の質をあげるとは、脳がやるべきことをやるようにしてあげることなのです。
老化はしても劣化はしない理由
睡眠にはレム睡眠(REM睡眠)とノンレム睡眠(Non-REM)があります。
レム睡眠(REM睡眠)
レム睡眠は睡眠中ですが、身体は骨格筋が弛緩して休息状態です。
しかし脳は活動しています。
なので眠っていても非常に速い速度で眼球が動く急速眼球運動「Rapid Eye Movement」をしています。
この頭文字から「REM Sleep(レム・スリープ)」と呼ばれています。
ノンレム睡眠(Non-REM)
ノンレム睡眠(Non-REM)は、レム睡眠(REM睡眠)と全く異なる状態です。
ノンレム睡眠は、脳の休息と体のメンテナスのための睡眠です。
ノンレム睡眠には眠りの浅い状態と深い状態があり、浅い睡眠状態の「ステージ1」から深い睡眠状態の「ステージ4」までの4つに区別され、深い睡眠状態のステージ3とステージ4は合わせて「徐波睡眠(じょはすいみん)」と呼ばれています。
ノンレム睡眠中の脳は完全に休んだ状態になります。
脳を休ませながら起きている間に得た情報の中から不要な情報(怖かったことや不愉快なことなど)を眠りながら消去しています。
忘れる記憶と残す記憶を整理しているのです。
またノンレム睡眠中は、起きている間に傷ついた体のメンテナンスも行っています。
傷ついた細胞の修復や疲労の回復、体の成長などを担う「成長ホルモン」は睡眠中にしか分泌されません。
その分泌量は眠り始めて最初に迎える徐波睡眠(最も深い睡眠状態=ノンレム睡眠ステージ3・4)に最も多く分泌されます。
ノンレム睡眠中の脳は完全に休息した状態になります。
一夜の睡眠全体の約75%を占めています。
レム睡眠中の脳
一夜の睡眠全体の約25%と割合は少ないですが、
レム睡眠中の脳は起きている時以上に活発に活動しています。
昼間に体験した出来事や学習で得た知識や情報を、レム睡眠中に整理しながら記憶として脳にインプットしているのです。
脳内で大量の情報を処理しています。驚くべきことは、まだあります。
反射的に体が動かないように全身の筋肉は弛緩状態になり体が動かないようにしているのです。
またレム睡眠中は交感神経の活動が活発になるため心拍数や呼吸数が不規則に変化する点も特徴的です。
なんと、なんと、ですね。
ノンレム睡眠(Non-REM)とレム睡眠(REM睡眠)
このノンレム睡眠(Non-REM)とレム睡眠(REM睡眠)の両方が正しく循環することで、快眠は実現します。
老化はしても劣化はしない理由がわかっていただけましたか?
この作業をきちんとできるようにしてあげるのが、睡眠の質をあげるという意味なのです。
「ぐっすり眠っている」と心身ともに快調になります。
まとめ
「薬を飲め」「手術をしろ」
「何かをすればどうにかなる」神話にお休みして
自分を信じてみませんか?
人間の体は、とても巧妙にできています。
奇跡だとしか思いようがありません。
一体、誰が考えついたのか、不思議です。
動物にも似た仕組みがあるので身体を動かすことができます。
脳からの指示があるから出来るんですよね。
脳のメンテンスをしてくれるのが睡眠だから、ますます驚きです。
強いストレスがあると脳がダメージを受け、睡眠障害が起こります。
これらの因果関係を紐解く上で、スリープアスリートになることはとっても大事だと思います。
攻める睡眠を大切にしたいですね。
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