いろんなビジネスでいうことですが、お客さまが選ぶ上で難しい商材であればあるほど、お客さまの心に寄り添うようにしましょうといいます。
難解な商品やサービスというのはその代表ですね。保険なんかがそうです。
大人だって、うまくやりたい、賢くやりたい・・・そんなとき寄り添ってもらえるとうれしいですよね。大人がそうなんだから、子どもももちろんんです。
自分の願望を叶えたいけど、どうしたらいいかよく分からない。
そんなとき、寄り添ってもらえるとうれしい。
声を出して本を読んでもらえる。たったこれだけのことでもうれしいものです。
ずっと昔、山口県に住むおんな友達を訪ねました。
まったく色恋抜きの関係でしたが、台風のために足留めを食い、どこにも行けずホテルにおとなしくしていました。
退屈だと思ったのか、部屋にやってきて、本を一生懸命、読んでくれたのです。自分はその一生懸命ぶりに心動かされました。
時間を潰す目的なら雑談するでもなんでも良いと思うのです。
でも彼女は、時間を潰すことを考えたわけではないんですよね。
せっかくお金と時間を使って、自分の故郷にきてくれた。それをどうもてなそうかと一生懸命考えたのだと思います。
その一生懸命を、読むことで一生懸命を表現したのです。
心寄り添うって、こういうことじゃないかと思いました。
それを子どもにしてるかというと、手抜きすることもあるんじゃないかと。
本の内容も大事ですが、一生懸命寄り添ってくれた記憶が、子どもにはなにより大事だと思う、春まだ遠いきさらぎの初日です。
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