得する引越し準備・11のステップ
1)移転先を決定する(入居日は未定)
2)入居可能日を確認する
3)引越し会社から見積もりをとる
4)引越し会社と引越し日を決定
5)入居先に引越し日を連絡~鍵の受け渡し
6)部屋のレイアウトを正確に確認して配置場所と荷物を確認
7)引越し日時に合わせて粗大ゴミ処分方法を決定
8)粗大ゴミ、日常ゴミで出せないゴミ
9)市区役所に「転出届」の提出
10)電気・水道・ガス・電話の手続き(必要があれば工事手続き)
11)買取依頼の実行引越し
1.移転先を決定する(入居日は未定)
移転先を見学するときは、メジャーを持って行きましょう。
併せて「間取り図」をもらっておきましょう。
「間取り図」はピンキリです。
「決めないの無駄にならないか」という発想は厳禁。
正確な寸法が入っていない場合もあります。
現地でメジャーで測定し書き込むようにしておきましょう。
コンセントや窓の位置などで、配置パターンも限定されます。
物理的に広い部屋でも、レイアウトの都合で荷物が置けない場合は少なくありません。
移転先を決める前に、正確に見ておかないと後で困ることになりますので、注意!注意です。
2.入居可能日を確認する
入居可能日が決まらないと前に進めません。
部屋の修復がある場合、アバウトな返事になることもあるのでいつ分かるのか、正確な返事をもらっておきましょう。
可能日がはっきりしてから、引越しの段取りが進みます。
3.引越し会社から見積もりをとる
4.引越し会社と引越し日を決定
見積もりその他諸条件を鑑みて引越し会社が決まれば、引越し日を確定します。
引越し希望日が土日なら早く予約を入れないと埋まってしまいます。
キャンセル・変更の際の違約金を確認しておいて納得ずくで予約をとっておくのが良いでしょう、
移転先で就職先を探す場合は余裕を持った引越しにしましょう。
5.入居先に引越し日を連絡~鍵の受け渡し
引越し先が決まれば、引越し日を伝え、鍵の受け渡しをどうするのか確認しておきまましょう。
引越し会社の車が着いたけど、鍵がないことも起こり得ます。
そんなことのないように、事前の受け渡しをしておきましょう。
遠隔地である場合は当日であっても先について済ませておきましょう。
6.部屋のレイアウトを正確に確認して配置場所と荷物を確認
お部屋探しの時にも活用した「間取り図」が大活躍するのは、家財道具の配置を決定するときです。
搬入する家具を、どこに置くのか、コンセントの位置、数、高さも確認して決めていきます。
天井の高さは部屋によって違うものです。
実際に現地で確認して書き込んだ寸法を確認しながらひとつひとつ決めていきます。
もしサイズ的に不具合があり、買い替えが生じる場合は、新しい家具の搬入日も「引越し日」を念頭に決めるようにします。
レイアウトは何度も確認して素敵なレイアウトにするとあとあと楽しいですね。
レイアウトが決ったら、当日までにわかりやすい配置図を作っておきます。
部屋が数部屋ある場合は、部屋ごとに色分けをします。
家財、荷物(特にダンボール)にも同じ色の目印をつける作業性がアップします。
「配置図」は自分と作業員さんの数だけ用意し、引越し会社さんにも、渡すようにしておきましょう。
いちいち確認しないとわからないようでは作業が遅れて作業員さんのやる気を引き下げてしまいます。
7.引越し日時に合わせて粗大ゴミ処分方法を決定
引越しは不要品処分の一大チャンスです。
荷物が少なくなると引越し費用も安くなります。
使っていないものは、思い切って処分します。
引越しする人は、ゴミを出していけばいいですが、それではご近所迷惑。
自治体によって違うと想いますが、引越しゴミがでるので、別便で引き取ってもらいたいと相談すると粗大ごみも含めてまとめて処分してもらえます。現物を確認してもらい、置き場と時間を決めておくと、その時間に来て引き取っていただけます。
その旨を、予め引越し会社さんに伝えておくと、廃棄する粗大ごみも間に合うように出してくれます。
一度で解決して、引越し費用も作業も減らせます。その上ご近所に迷惑をかけません。
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8.粗大ゴミ、日常ゴミで出せないゴミ
テレビ、エアコン、冷蔵・冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機など大型家電は、粗大ゴミで処分できません。
家電小売店、家電リサイクル協力店などでないと処理できないので引越し日に併せてスケジューリングしておきましょう。
パソコン(本体・ディスプレイ)は、製造メーカー。自作パソコンや日本国内に回収拠点を設けていないメーカーは一般社団法人 パソコン3R推進協会へ依頼します。
バイクは公益財団法人 自動車リサイクル促進センターへ依頼します。
ともに有料ですが、BOOK-OFFのグループ会社では買取サービスを行っています。
実際に試してみましたが、商品選択がシビアで、買えないと判断すると連絡もない場合もあるので注意が必要です。
オークションで売れるようなものなら引き取りもあると思いますが、アテにならないので早めの処置を心がけましょう。引越し用にはお勧めできません。
エアコンをはじめ電化製品ならなんでも無料で引き取るという店もあります。
中国人の方が引き取りサービスをしていケーズが多いようです。チラシ告知が主体なのでいざというときのためにチラシを保存しておくと便利です。
消火器は(株)消火器リサイクル推進センターしかありません。
引越し日から逆算して引き取りをお願いしておきましょう。
9.市区役所に「転出届」の提出
お住まいの市区役所に「転出届」を提出しましょう。
『転出届』は、この『転出証明書』を取得するための手続きです。
『転出証明書』は転入先での手続きの際に必要となりますので、紛失しないように気を付けましょう。
本人または世帯主申請の場合】
・本人確認書類
・国民健康保険証、高齢者医療受給者証、乳幼児医療証など(該当者のみ)
・印鑑登録証(登録者のみ)
・印章
・新住所
学童が同居している場合には、教育委員会から「異動票」を取り寄せ、『転出証明書』と「異動票」の両方を通っている学校に提出します。
すると、「在学証明書」「教科書無償給与証明書」が発行されます。
あとは転居先の市区役所に『転出証明書』を提出し「転入届」を済ませ、教育委員会に「在学証明書」「教科書無償給与証明書」を提出します。
『転出予定年月日』を記入する欄がありますが、届け出の時点で、引越し日が確定していない場合もあるかもしれません。
その場合は、おおよその予定日を記入してください。
あくまで予定ですので、実際の引越しが数日早まったり遅れたりする分には問題ありません。
引越し間際は荷造りなどで忙しくなりますので、できるだけ早い段階で手続きを済ませておきましょう。
10.電気・水道・ガス・電話の手続き(必要があれば工事手続き)
電力、水道、ガスはそれぞれの会社への連絡します。
領収書や検針票に記されているインターネットのサイトにアクセスするか、直接電話(窓口)をする方法があります。
そこで引越しする旨を伝えれば、引越し当日に担当者が自宅に来てくれて、直前までの使用量をメーターで確認のうえ精算することになります。 (設備によって、担当者が来訪しない場合もあります。)*電力会社、水道局への連絡は引越しの1週間前にはすませておきましょう。
水道の場合、引越し先では、家屋の周囲にある水道のメーターボックスを確認しましょう。
そのなかにある水止め栓を左に回せば水道が使用できるようになります。
「水道使用開始申込書」というものが備えられているので、これに記入のうえ忘れずにポストに投函します。
電話は少し複雑です。
「料金お支払情報」をお手元にご用意の上、お引越しの2週間前の申込みをすませてください。
申し込み完了後、担当者からご連絡があります。
フレッツ光、フレッツ・ADSL等のインターネットサービスも併せてご利用の場合は、工事を伴う場合や工事ができないエリアがあります。
場合によっては使用できないこともあるので、3週間程前までに連絡を済ませてください。
引越しで電話番号が変わった場合、移転していたことを知らせるアナウンスを流してもらえます。
転送設定と合わせて検討しましょう。
11.買取依頼の実行引越し
家財は持っていく、廃棄する以外に「売る」「譲る」場合があります。
インターネットを賢く使うと、払ってでも処分したいものが、逆に売れてお金が入ってくる場合もあります。
ただし準備に時間がかかるので、早めの対応をおすすめします。
「BOOK OFF』のような中古本屋さんもありますが、同様に中古の買取がいろいろあります、
ほとんどのお店では買い取ってすぐに売れないので置き場の問題を抱えています。
そのあたりを考慮して商品に合った対策で進めていくようにしましょう。