人間関係・仕事・恋愛・・・なにかにつけて思うようにならない自分。
持て余していることはありませんか?
コロナウイルスで自粛要請が出ている間に、持て余す自分を素敵に変化してみませんか?
苦痛は、不安が原因である場合が多いのです。
不安は自分が作り出したものです。
恋愛にも通用する神経回路の使い方です。
禅語「花無心にして蝶を招く」から蝶が飛んでいく気持ちを解きます。
無心
「無心」という言葉は禅語の中でもよく知られています。
しかしその意味もかなり広範囲に解釈されているようです。
「無心」は「邪心がない」と訳されることも多いようです。
では、実際の「無心」の意味はどうなんでしょう?
花無心にして蝶を招く
良寛和尚が「花無心にして蝶を招く」の句を示されたように、大自然のありのままの生き生きとした姿に“それ”はある。という「それ」ってなんでしょう。
それはある つまり Be。
私たちはなにをするか、どうするかに関心を持ちますが、良寛和尚は、Do(する)よりBe(ある)=どうあるかに注目されていたようですね。
そこで頭に浮かぶのが、無形資産と言われる「パートナー資産」です。
パートナー資産は、愛するパートナーと人生を共にするとき、パートナーを支える力。
外出自粛の間にスキルアップして大切な恋人をサプライズ!
なにも考えない状態
出典 https://www.pinterest.jp/pin/673428950505284514/
無心とは、「なにも考えない状態」のことでもあるようです。
花無心にして・・・綺麗に咲きたいとか、可愛く咲きたいとか考えず、ただ花の持つ力を使って咲いている。
あなたはシンデレラ、美しくてスマート。
ただいるだけ(=そこにあるだけで)で彼を幸せにする力がある。
目の前のことを行うことの意味を一切考えずに、ただ、あるがままに。
出典 https://www.pinterest.jp/pin/308567011955216478/
「目の前のことを行うことの意味を一切考えずに、ただ、その事柄にあたっている状態・・・・これを無心といいます。
シンデレラが愛される理由。
シンデレラは運命を受け入れて、どんな場合も自分であることを心がけました。
それがシンデレラです。
灰かぶり姫
シンデレラは、グリム童話版では『灰かぶり姫』がタイトルで、継母とその連れ子たちから「灰かぶり」とからかわれていました。
掃除・洗濯に追われ、灰をかぶったように汚れていたからです。
シンデレラ・ストーリー
シンデレラの物語は有名なので説明は不要だと思いますが、ウィキペディアで復習しておきます。
世界中にいろんなバージョンがありますが、大筋は同じなので、ウィキペディアでは、大筋を、次のように記載されています。
シンデレラ・ストーリー
- シンデレラは、継母とその連れ子である姉たちに日々いじめられていた。
- あるとき、城で舞踏会が開かれ、姉たちは着飾って出ていくが、シンデレラにはドレスがなかった。
- 舞踏会に行きたがるシンデレラを、不可思議な力(魔法使い、仙女、ネズミ、母親の形見の木、白鳩など)が助け、準備を整えるが、魔法は午前零時に解けるので帰ってくるようにと警告される
- シンデレラは、城で王子に見初められる。
- 零時の鐘の音に焦ったシンデレラは階段に靴を落としてしまう。
- 王子は、靴を手がかりにシンデレラを捜す。
- 姉2人も含め、シンデレラの落とした靴は、シンデレラ以外の誰にも合わなかった。
- シンデレラは王子に見出され、妃として迎えられる。
- シンデレラ無心にして魔法を招く
出典 https://www.pinterest.jp/pin/403001866628350942/
シンデレラは、「目の前のことを行うことの意味を一切考えずに、ただ、その事柄にあたっていて、無心で灰かぶり状態になっていた。そのことも忘れ舞踏会に行きたいと思ったものの、いざとなったらドレスがない。
「花無心にして蝶を招く」の言葉通り、(魔法使い、仙女、ネズミ、母親の形見の木、白鳩などがやってきて、もっときれいに咲かせてやろうと準備をしてくれました。
王子もその一員だったのです。
シンデレラは階段に靴を落としますが、それも午前零時に間に合うように無心だったからでしょう。
目の前のことを行うことの意味を一切考えずに、ただ、その事柄にあたる。
どうでしょう。シンデレラがより美しく可憐に思えてきませんか。
王子でなくても、抱きしめて守ってやりたいと思うのではないでしょうか。
シンデレラの質問と王子の回答
さらにシンデレラでは、「私は高貴な身分でもないし、財産も何もありません。それでも私を選んでくれますか?」と問いかけます。
ここがポイントではないでしょうか?
女性の多くは「本当に自分でいいのか?」と悩み、答えを必要以上に求め続けて、関係を複雑にしてしまいます。
シンデレラの質問に、王子は「貴女がたとえどこの誰であろうと、貴女という人を愛した事には変わらない」と答えます。
王子はシンデレラが、ただそこにあるだけで幸せでした。
「花無心にして蝶を招く」ですね。
まとめ
シンデレラは、「私は高貴な身分でもないし、財産も何もありません。それでも私を選んでくれますか?」と問いかけました。
王子はイエスと答え、シンデレラは信じました。
人生をあるがままに受け入れて、人生そのものになりきって生きてきた経験が、信じる力になったのです。
身体にはアウターマッスル(表層筋)とインナーマッスル(内層筋)があります。
心にも顕在意識(アウターマインド)と潜在意識(インナーマインド)があります。
生きる力にも外的な力(アウタースキル)と内的な力(インナースキル)があります。
どちらも重要ですが、主はインナーで、インナーを守るためにアウターがあります。
シンデレラのアウターは弱い状態でしたが、インナーが支えたのです。