近い将来、引越しが想定される単身赴任や学生さん、独身者の方なら、家具に費用をかけたくないものです。
特にベッドは引き取り手もなく廃棄するしかなく、処分に費用がかかる場合が大半です。
折りたたみは寝心地も悪く身体を痛めないか心配もあります。そこで人気なのが安く抑えられるパイプベッド。
パイプベッドのメリット、デメリットをチェックしてみました。
コスパの良さで人気です
パイプベッドの一番の魅力はやっぱり値段の安さ。
オーソドックスなパイプベッドなら1万円前後で購入できるのはうれしいですね。
木製ベッドや脚付マットレスと比べると圧倒的に安い。
その上、宮棚や二口コンセントも付いているので言うことなし。
木製ベッドより組立はラク。しかも軽いので模様替えの移動も楽。
一人暮らしの女性や若い世代からは「コスパが良い」と支持されています。
とは、いうもののパイプベッドにはメリットとデメリットがあります。
そこは工夫がものをいい、使い方次第でデメリットを最小限にできます。
パイプベッドの気になる寝心地
パイプベッド=寝心地が悪い」イメージは正しいか
「パイプベッド=寝心地が悪い」イメージは、「価格が安い=よくない」という無意味な思い込みです。
パイプベッド特有のシンプルなデザインを好まれる方がたくさんいらっしゃいます。
一方でパイプならではの硬そうなイメージが寝心地が悪そうと不安視される方もいます。
無骨がいい。
しかしパイプベッドならでは無骨な味わいには捨てがたいものがあります。
そこで本当にどうなのか検証してみましょう。
パイプベッドというと真っ先に思い出すのは病院ではないでしょうか?
病院にとってベッドは24時間フル稼働してくれる働き者です。
コストパフォーマンスの最大化を求めます。
パイプベッドは使い方で寝心地を改良できる優れものなのです。
パイプベッドを上手に使うポイントはコストパフォーマンスを最大化するアイデアを発揮することにあります。
なにしろ10000円程度で買えるんですから、独身で、この先どうなるまだまだ未知数の方にはありがたいベッドです。しかも床板面はメッシュ仕様なので通気性があります。独身者にはうってつけなのです。
さらに床下のスペースは高さ約26cmあります→
メッシュ仕様の使いこなしで寝心地が変わる
この床板面のメッシュ仕様をどう使いこなすかがポイント。
なぜなら寝心地が悪い一番の理由はメッシュ床板にあるからです。
多くのパイプベッドの場合、コストを引き下げるために、メッシュ床板が採用されており、特に気にしなければほとんど自動的にメッシュ床板になっています。
つまりパイプベッドの場合、使う人の生活スタイルから、敷布団使用という前提で作られいるのが多いので、自然と「メッシュ床板+敷布団」という使い方が一般的になっています。
最初から寝心地を切り捨てて作っているのが折り込み済みなのです。
しかし、長く使うかどうかわからないことを考えると無駄にコストアップしないことは重要な要素なのです。
自分の経験でも、先行き不透明な状態で寝心地にこだわったために、後悔したことがありました。
わずか2ヶ月で手離すことになり、購入してくれるところもなく、引き取ってもらうためには廃棄処分費用が必要になることがありました。
ウレタンマット一枚で激変した硬さ
こんなとき、パイプベッドを工夫すれば費用も大幅に落とせたことを後になって後悔しました。
そうは言っても寝心地を改善するためにコイルマットレスを使うと費用がアップしてしまいます。
そこでオススメはメッシュ床板と敷布団の間にウレタンマットを敷いて使うことです。
ウレタンマット一枚はさむだけで、コイルマットレスに敵わないまでも、硬さは大きく軽減できます。
そうすることでパイプベッドの安さをしっかり引き出せます。
パイプベッドのきしみという問題
パイプベッドには、組み立て式が多く、しかもパイプという材質特有の弾力性のなさが「きしみ」の原因にもなります。
それはそうですよね。木ならボルトを使っても木の方が弱いので弱い分だけ吸収しますが、パイプとボルトではどちらも負けようとしないので吸収する部分がありません。
だからといって「仕方がない」では寝心地に影響するので、きしみ音も工夫で対処します。
ベッドに寝返りはつきもの。
寝返りすれば頻繁に揺れます。揺れるほどネジが緩んでくるのも自然です。
きしみが気になったら、まず全部のネジを「ネジの増し締め」をするのが基本です。
「ネジの増し締め」だけできしみがなくなったという事例はすくなくありません。これで直ってしまうなら、再度きしみが生じても同じ対処で直ります。
もし、増し締めで改善されない場合は、どこかで摩擦が生じている場合もあるので、きしんでいる部分に潤滑油をスプレーして、隙間に浸透させてきしみの軽減を試みてください。
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もうひとつの方法がネジにゴムパッキンを入れて衝撃を和らげる方法です。
ゴムパッキンは、DIYのお店で入手できるので、大きさを確認してネジに合うパッキンを選んで取り付けてください。
脚の部分と床がこすれることできしむ場合もあり、クッション性をよくすることで解消されます。
脚の部分と床がこすれることできしむ場合もあります。
ソファの脚には滑り止めを兼ねたゴムを敷くことがありますが、同じ要領でベッドの脚にゴムマットを敷く方法もオススメです。
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パイプベッドを全体の衝撃を和らげる点で、フローリングではなくカーペットを敷くことでも改善されそうですね。
宮棚があると便利です。
宮棚が付いてるベッドは、宮棚の分だけ全長も長くなります。
しかし宮棚があるとないのでは、使い勝手がガラリと変わります。
宮棚がないと代わりに椅子を置いたりしなければなりませんが、離れたり置ける数も限られます。
宮棚があると、ティッシュ、スマホ、メガネ・本・腕時計・目覚まし時計など、小物を意識することなく置くことができます。
宮棚があれば、寝る直前までメガネをかけていてもスッと置けます。
寝ながらの行為で重要なのは、目をつぶっていても置けるのが便利。
ベッドなので使う時間も夜が中心、しかも部屋は暗いのが前提です。
それには都度、意識して見なくても場所が分かることです。
本を寝る前に本を読む人なら、眠さがピークにきた瞬間に、メガネや本をポンと置いて寝ることができます。
ふたりで使用していても、それぞれの頭の先に置くことができるので、それぞれが取りやすく便利に使えます。
たとえばティッシュを一枚ピックアップするときも、見なくても場所が分かると使いやすいものです。
パイプベッドのポイントは組み合わせによる寝心地の工夫です。
「メッシュ床板」なら「コイルマットレス」がおすすめ。
「敷布団」を使うなら「平らな床板」がおすすめ。
まとめ
パイプベッドの魅力は安さです。一般にベッドは5〜7年で買い替えと言われています。
2〜4年で引越しの可能性が見えている単身赴任、学生さんには、中途半端ですよね、
特に親のすねをかじっている身分には、堪えますよね。
そんなときにパイプベッドは助かります。実際、どこにも売れません。オークションに出す手もありますが、タイミングが難しい、中古業者さんにさんざん言われたのは「折りたたみなら買いますが」というものでした、
選択肢のひとつに加えてください。
ベッド、マットレスのことならこちらがおすすめです。
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ベッド、マットレスを通販で買うときは、
梱包サイズや在庫・発送など気になることがいっぱいありますよね。
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ほとんどが送料無料なので価格も抑えることができます。
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