還暦と生前葬、どちらを選びますか
60歳になったお祝いに行う還暦は本卦還り(ほんけがえり)とも言います。
つまり「生まれかわり」を意味しています。
第二の人生を始めるのに、ふさわしい節目です。
還暦の先にも
- 70歳 古希(こき。)
- 77歳 喜寿 (きじゅ)
- 80歳 傘寿( さんじゅ)
- 88歳 米寿 (べいじゅ)
- 90歳 卒寿(そつじゅ)
- 99歳 白寿 (はくじゅ)
- 100歳 紀寿(きじゅ)
- 108歳 茶寿 (ちゃじゅ )
- 111歳 皇寿 (こうじゅ)
- 120歳 昔寿 (せきじゅ)
と長寿のお祝いが並んでいます。
100歳 紀寿(きじゅ)まで40年あります。
そんなに生きるだけの金がないと言いますが、働いたらいい。働いてこその第二の人生です。
「楽隠居」という言葉は、大家族の時代のことで、金の話ではありません。しかしいまのような時代には金の話にならざるを得ない。
つまり「自立」が必要なのです。「老人を荒野をめざせ」です、
死後離婚が流行るなら、それも仕方がない。お墓に一緒に入りたくないと思われるなら、あるがままをポジティブに受け止め応じるしかありません。
働き盛りのときに、お墓に一緒に入りたくないと思って離婚した人もたくさんいるのだから不思議ではありません。よくぞ、いままで我慢していただいたと感謝こそすれ憎むことではないかもしれません。
それもこれも自分が根を張って生きてこなかったツケです。
だから第二の人生ではしっかりいくつもの根を張りたい。
そのために、還暦(60歳)、古希(70歳)を選ぶか、生前葬を選ぶかは、自分のあり方次第だと思います。
現代社会では60歳はまだまだ働き盛り、70歳でもそうです。
若い女性にだって恋されるのも自分のあり方次第です。
自分のやりたいは自分の中にしかありません。
自分のやりたいは自分の中にしかありません。
身体のトレーニングを怠りなく、夢を追いかければ気力も衰えません。自分の力を総動員して生きてこなかった悔いが残っているなら、第二の人生こそ、総動員して生きてみましょう。
カンタンではありません。そのための生前葬。できそうにない可能性を発見してチャレンジするきっかけは自分で作ります。「生前葬」はそのお手伝いだといえます。
自分の意思と力で生きる第二の人生。
世界でいちばん美しいハッピーエンドは、世界でただひとつのハッピーエンドを迎えるための節目です。
自分のやりたいは自分の中にしかありません。