天邪鬼(あまのじゃく)とは、その字が語るように「天の邪魔をする鬼」。
「和漢三才図会 」では、「先代旧事本紀 」からの引用で、スサノオが吐き出した体内の猛気が、天逆毎という妖怪になったとあります。
これが、あまのじゃくやのルーツとされています。
あまのじゃくは、人の心を察する力があり、口真似などをして人をからかう妖怪とされていますが、天邪鬼(あまのじゃく)・・・身近にいたせいなのか、全国に逸話があり、地方により伝承されている内容が異なります。
栃木県芳賀郡、富山県西礪波郡(現・高岡市)、岐阜県加茂郡では、「やまんば」の事をあまのじゃくと呼ぶようです。
五月人形になっている平安後期の武士、坂田の金時。つまり子どものヒーローである足柄山の金太郎は、大江山酒呑童子を退治した源頼光(よりみつ)の四天王の一人。その出所は相模足柄山に生まれたと伝えられていますが、驚くなかれ上路の村の山奥に棲んでいた山姥(やまんば)の息子だというのだ。
この山姥、とんでもない妖怪で、ときどき里へ降りて来ては村人に悪事を働いた。
作物を荒らしては盗む、あるときは子供に悪さをし、怪我をさせたり、病をはやらせた。
山姥の悪さに困り果てた、村人たちは集まって相談した。
その結果、神社を建てて山姥を神様に祭り上げてしまおうという結論に達した。 村人の思惑どおり山姥の悪さはぴたりと止まった。
察するところ、この妖怪山姥、本来は素直な気持ちの持ち主でありながら、希望は叶わないとみて、周囲に反発していたようです。
人に対して、「天邪鬼(あまのじゃく)」という事がありますが、「ひねくれた人」や「本心に素直になれずに周囲に反発する人」のことを言いますが、ここから来ているようです。
この「山姥神社」は糸魚川市大字上路の集落にある。上路のある集落の県道脇から入った小高い山にある神社がそれです。毎年4月9日、10月9日に祭礼が行われています。
「山姥神社」の周辺は山姥の里と呼ばれ山姥と金時にまつわる逸話と併せて遺跡が遺されています。
まず、集落から林道を登ると、山姥の住まいとされる「山姥洞 」があります。「山姥洞 」は自然の大岩が重なってできたもので、白鳥山の中腹、標高900メートルにあります。
山姥神社の林に、坂田金時が”ぶらんこ”にして遊んだと伝えられる径20センチメートルもの太くて大きな藤の老木が残されている。
さらに、集落の中ほどの県道脇には、大きさ50センチメートル四方の苔むした小岩がある。この岩こそ、金時がこの石でお手玉をして遊んだと伝えられる岩で、その怪力ぶりが容易に想像できる。
「山姥の里」の詳しい情報は
新潟県糸魚川市の商工農林水産課にお問い合わせください。
電話番号 025-552-1511
それにしても、糸魚川という地名、糸魚川という川があるわけでもないのに、一体どこから来たのか、不思議ですね。
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