睡眠不足さらに睡眠負債は注意力が散漫になり、集中力が発揮できなくなります。
特に慢性的といえる睡眠負債は自覚症状がないので対策も遅れがち。大切な健康を害する危険をはらんでいます。
自律神経のバランスが乱れると、内臓機能が低下します。
血管が収縮して血管の病気から脳にダメージを与える障害を引き起こします。
スリープアスリートをめざす上で。セロトニンとメラトニンのマネジメンとはしっかりしておきたいですね。
酸素が脳に届かない
日中、とくにパソコン作業でモニターと長時間にらめっこし続げている人は、知らず知らず呼吸が浅くなりがち。
呼吸が浅くなると十分な酸素が脳に届かなくなります。
酸欠状態になっている体を、眠る前の呼吸法でニュートラルな状態に戻すようにします。
ゆっくり呼吸すると、副交感神経の活動レベルがアップ。
ストレスも解消されやすく心が休まります。
また自律神経のパランスが改善されて血流がよくなり、深部体温もスムーズに低下するので、 眠りに落ちやすくなります。
血液循環がよくなれば、必要な栄養素と酸素が体中に行きわたり、二酸化炭素と老廃物も回収されるため、健康面でも美容面でも効果的です。
セロトニンが弱っていると不眠症になる
ここでは手軽にできる「丹田呼吸法」をご紹介します。
丹田呼吸法は約15分間続けることによって、心を平常に保ち、幸せホルモンとも呼ばれている「セロトニン」を意図的に生産することが出来ると言われています。
ストレスを感じやすい人はこのセロトニンが弱っている状態だと言われています。
セロトニンは、精神の安定や睡眠に深く関わっている神経伝達物質です。
セロトニンが不足すると、ネガティブな思考になったり、内臓の働きや代謝が下がったりするため、心身の安定のため不足しないように分泌させることが不可欠と言われています。
セロトニンとメラトニンの仕組み
睡眠中はセロトニンの分泌が抑制されています。朝、陽が昇ってくるにつれて徐々に放出されます。
窓越しにカーテンを通してでも太陽の光が網膜に入ると、セロトニン神経が刺激され、セロトニンの分泌が活性化します。合わせて血圧や呼吸、心拍が活動的になります。
目が覚めて意識がはっきりしていきます。太陽の光を浴びるとさらに覚醒します。
セロトニンは朝起きたときから分泌が始まり、日が沈む夕方まで分泌され続けます。夜になると分泌が抑制され、セロトニンを材料にした「メラトニン」という物質が生成されます。
夜12時を過ぎると、だんだんとメラトニンの分泌量が減り、朝になると分泌が停止して、メラトニンに代わりセロトニンが分泌されるというサイクルが循環しています。
セロトニンが不足すると
セロトニンが不足すると、ネガティブな思考に陥ると言われています。
姿勢が悪くなるなど心と身体にさまざまな影響が出ます。
セロトニンが不足する代表的なデメリットには次のようなものがあります。
無気力、無関心、慢性的な疲労感が増します。
体内時計が狂い寝付きが悪くなり不眠症状が現れます。
丹田呼吸法
丹田呼吸法のやり方
①お腹を全力で、とにかく力の限り引込める。
②十分に引込められたら、今度はみぞおちも全力で引込める。
③みぞおちが十分に引込められたら、今度は腹筋の横側も力を振り絞って引込める。
※もし余裕があれば、胸の筋肉が力まない様に、胸だけは緩めてリラックスさせて下さい。
呼吸法を行うときは余計なことを考えずに集中することがポイントです。
息を吐くときには体中の悪いものを全部出し切り、吸う時はいいエネルギーを体中に充電するイメージでやりましょう。
まとめ
活動が部屋の中、主体になっていくと、セロトニンが不足します。
そこに考えごとが増えるとストレスが増え、セロトニンがとメラトニンの分泌の循環が狂っていきます。
その状態で気になるトラブルが舞い込んでくると、脳に酸素が届きにくくなり、心身とも変調をきたします。
思えば一年間は、あんなに元気だったのに・・・と言われていた人がどんどん調子を崩します。
その異状は、睡眠に出ます。
「寝つきが悪い」のひとことは、やがて体中に問題となって現れます。
たかが睡眠は、場合によっては命とりになる前兆だったりします。
しっかり眠れるようにセロトニンがとメラトニンのマネジメントは気合を入れて、片手間のマネジメントにならないようにしたいものです。丹田呼吸法は、すぐれた対策のひとつです。
時間もかからないので今日から取り入れましょう。
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睡眠は食欲・性欲・睡眠欲と言われるように人間の三大欲求のひとつです。しかし最も関心の低い扱いをされてきました。睡眠障害、睡眠負債が健康を害しています。運動には関心が高くなりましたが、同じように「攻めの睡眠」が必要です。
いきいきゴエス協会では、ひとりでも多くの人に、良い習慣を身につけていただくために、「スリープアスリート認定制度」を導入しました。