SOHO(ソーホー)とは、Small Office/Home Officeの略。「パソコンなどの情報通信機器を利用して、小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事業者」といった定義があるようですね。
ベンチャーとの区別は定かではなく、事業形態によってというより、到達点をどこに置いているかで実際の定義は変わってきます。HP社もアップル社もマイクロソフト社だってスタートアップはSOHOでした。
ずっとこのままでいいという場合もあるので、SOHOの定義は多様でその事業者の在り方で違いますね。
到達点で環境の整備の仕方も微妙に変わってきますが、【絶品ブック】では、自分1人にできる仕事場と定義づけて、より面白い仕事を自分のペースでこなすSOHOワーカーにとっての「ベターライフ」に焦点を当てたいと思います。
でも本当のところ、大事なことは次の一点。
”SOHO”は好きなことを死に物狂いでときめく場所。
24時間仕事したって面白いと言えるのが”SOHO”の真骨頂。
一生懸命、働くけど、同時に怠けることも楽しめる空間。
そこは挑戦者だけのアドベンチャーワールド。
SOHOオフィスは秘密の「研究室」であったり、サプライズの「作業場」であり、主婦がキッチンで独創的でおいしい料理を作るのに似ています。テーマは「熱中」「没頭」です。
水木しげる夫妻の奮闘を描いたTVドラマ「ゲゲゲの女房」では、狭い我が家のふすまを閉めきって、黙々ひとり漫画に打ち込みますが、隣の部屋で奥方は物音もたてず静かに過ごしておられる。
このスタイルは、いまも昔も作家が旅館に泊まり込んで仕上げるように、持てる能力だけでなく持てない能力も根こそぎ使って全力以上の集中するため。あらゆる余計なことから解き放たれるのが必須条件。
同じ条件でも、逆にザワザワ感がある方が集中しやすいという人が好むのが「ノマド」。
こちらはこちらで環境を選択するのにはコツがあります。
基準は人によって違いますが、ときめきがあによはかどらないようです。
自分の場合も、会社勤めをしている時から、朝晩こそ、所定の場所にいましたが、周囲に人がいると気が散るので、実際には社内でほとんど仕事したことがなく、社内にいる場合も集中したくて、使われていない会議室で明かりもつけずにひとり黙々と作業をしていました。
それでも女子社員にはまあまあ人気があったので、お茶や菓子の差し入れがあったのでありがたく過ごしていました(笑)
どのような形態であれ、自分に適した条件で気持ち良く作業ができるのがクリエイティブな仕事には欠かせない仕事場の条件。
その要となるのが「大きな木の机」です。
机が大きいと、そこは自分のために用意された宇宙のよう。
大きな机を前にしたら、気持ちも豊かになり、発想も広がります。
机負けしないようにモチベーションも高くなり、集中できる環境の中心になります。
SOHOには、クリエイティブな仕事には、気持ちの豊かさとどこにもない破天荒な斬新さが欠かせません。
広い机は海賊船が進撃する大海原のようであり、ギャラクシーが飛行する銀河のよう。
思うような成果があがらずにおちこみそうな時も、遊び心を働かせれば世界が広がります。
ひとりで頑張っていると苦しくなるときもありますが、そんなときこそ自分を開放するタイミング。
心強い援軍になる大きな木の机は美しいホームオフィスのベースです。
バスケットは万能選手。
書類や雑誌を入れるのもOK。
机の上をじわじわ占領してくる必須の文房具や小物を全部かき集めて、片付けてくれるお利口さん。
ベターライフの必須アイテムの役を引き受けてくれます。
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