仕事や勉強が立て込んでいると忙しくてイライラすることがあります。
そんなとき「もう少し1日が長いと楽なのに。。。と思いますよね。
[st-kaiwa1]忙しい よな、どうにかならないものかね〜[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]もう2時間、一日が長いと助かるのにね[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa3]だ、よね〜[/st-kaiwa3]
[st-kaiwa2 r]睡眠時間けずるしかなわね[/st-kaiwa2]
睡眠時間を削ればパーフォマンスが下がってロスになる
でも、実際には、長かったら長いで、いくら長くなっても、ケリつかないと思いますね。
どこかで切りつけないと、いつまでも生き続けたいになってしまうような気がします。
だから睡眠時間をケズってがんばろうになりますが、だんだん効率が悪くなります。徹夜で勉強、ギリギリまで教科書とにらめっこして、本番に挑む。。。。緊張も加わり、そんなときは体調不良で、ますますパフォーマンスはどんどん低下します。自分では大丈夫つもりでも、頭が回転していないですよね、
徹夜で記憶しても、どんどん動きは鈍ります。完全に逆ですね、
寝たほうが記憶が強化されます。そこが人間の身体の素晴らしさです。
試験、勉強だけに留まりません。
人生の決断だって同じです。疲れていたらきちんと決断できません。
忙しいほど眠るべし
「時聞がないときこそ、眠るべし」。
事実、睡眠を削ると翌日のパフォーマンスは明らかに低下していて、仕事や試験がうまくいきません。
もはや最後は気力頼みになり結果的に不完全燃焼になります。
問題はそれを自覚できないことです。
工夫があるから意欲は続いている
自分の仕事の成功、あるいは勉強が、周囲の人に満足を与え、会社にも貢献できる、そんな意欲の継続には工夫が必要です。
最終的には、意欲と評価があり納得という状態に到達します。
上司としては、小さなことでいいから最後までやりきらせて、そこでの達成感という満足の記憶が必要になります。
ドーバミンの分泌が低下したらモチベーションもパフォーマンスも低下する
満足の記憶はモチベーションの条件になります。
この仕組みに睡眠は重要な貢献があります。
ドーパミンの分泌が必要なのです。
私たちが日常何かをするときには、意識するしないに関わらず必ず何らかの動機(モチベーション)がその行動の背後にあります。
食事をする、ゲームをする、勉強をする、スポーツをする、あるいは朝起きて顔を洗うといった習慣にも何らかの動機があります。
私たちのまわりで起こるさまざまな出来事がいいことであれ、いやでであれ、自分にとって意味があり、何らかの行動を引き起こすような場合には必ずドーパミンニューロンが活動しています。
つまり、私たちは周囲の環境にに適応し、学習しながら、生活するすべを会得していきます。
言ってみれば人生は学習の連続です。無意識であってもドーパミンはそれら学習の強化因子として働いています。
睡眠が乱れるとドーパミンの分泌が乱れて神経伝達のバランスが崩れます。
このバランスの崩れは双極性障害や統合失調症との関連性さらに寿命との関係がわかっています。
つまり睡眠が良くない状態にあるとパフォ-マンスの低下はもちろんのこと、脳を痛めつけ、寿命を短縮するということなのです。
睡眠負債によるドーバミンの分泌不足
忙しくてイライラする原因を時間の少なさにしますが、自分のパフォーマンスの低さを疑ってみるのも良いかも知れません。
能力不足ではなく慢性的な低い原因に慢性的な睡眠不足、つまり睡眠負債がひそんでいないか、それを無理して働くことが過労という状態になっていてドーパミンの分泌が不足していないか?
アルツハイマー病患者では、脳が縮んで、脳脊髄液が入っている脳室が広がり、脳の溝やしわが目立つようになります。
高齢者における睡眠不足が脳室の拡大速度を速め、認知機能を低下させることがわかっています。
問題は高齢になったから発症したのではなく、働き盛りのときに発症していて、高齢になって症状が表面化することです。
まとめ
日本特有の働き方に「見せかけの勤勉さ」があります。
実際、中身はスカスカなのに、長時間労働で頑張っているように見せる技です。
ワザとしているのではなく、無意識の習慣です。
睡眠削れば、モチべーションは下がり、パフォーマンスは超悪化するのに、全く気にならないというのが典型です。
その上、疲れた。一杯行こうか、しゃんしゃん。帰りは午前様です。・・・で終わっていく毎日というスタイル。
それでうまく定年までたどり着くのは集団の「構造的」な問題だからです。
睡眠たっぷり、ドーバミンの分泌をアップして、モチべーションあげて、パフォーマンスは全開でいきましょう!
[st-kaiwa1]だ、ね〜[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2]たっぷり寝るわよ〜[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa3]モチベーション、あげるわよ〜[/st-kaiwa3]
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睡眠は食欲・性欲・睡眠欲と言われるように人間の三大欲求のひとつです。しかし最も関心の低い扱いをされてきました。睡眠障害、睡眠負債が健康を害しています。運動には関心が高くなりましたが、同じように「攻めの睡眠」が必要です。
いきいきゴエス協会では、ひとりでも多くの人に、良い習慣を身につけていただくために、「スリープアスリート認定制度」を導入しました。